宇田法律事務所ブログ

なぜ条例が必要か~被害者シンポから考える~

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こんにちは。宇田幸生です。

 

昨日、愛知県図書館において「いのちかなでる」と題した犯罪被害者支援企画シンポジウムが開催され私も登壇いたしました。

 

テーマは「市町村における犯罪被害者支援を考える」

 

住民にとってもっとも身近な行政窓口である市町村が、犯罪被害者支援のためにどんなことができるかが熱心に議論されました。

 

議論の過程では、被害者条例が制定されていないものの被害者支援に取り組んでいる基礎自治体(横浜市、東京都中野区)と、条例に基づいて被害者支援に取り組んでいる基礎自治体(明石市、茅ヶ崎市、多摩市)の実例報告もありました。

 

地方公共団体が作る法律である「条例」。そもそもなぜ条例が必要なのでしょうか。

 

シンポジウムでは条例が出来ることのメリットについても話題となり非常にわかりやすくまとめられておりました。

 

①条例が出来るとその事実が住民に周知される

②宣言的な条例に留まらず、予算を伴う条例の場合には、計画的かつ実践的に政策目標を達成しやすい

③議会や住民への報告義務によって、透明度が増すとともに住民への理解を得やすくなる

④担当者や関係者の意識が変わる

⑤役所内での連携がとりやすくなる

⑥条例ではなく要綱に留まる場合には簡単に内容が変更されてしまう

⑦担当者や首長が変わっても継続的に施策を実現することができる

 

条例に関しては、私が関わっている中小企業経営者の勉強会でも、名古屋市中小企業振興基本条例をテーマに名古屋市との意見交換も定期的に開催されております。

 

どんな条例であっても、その効用を理解した上で、制定したら終わりではなく、条例に魂を入れることが非常に大切だと思いを新たにいたしました。

 

 

不明点や不安点などは、お気軽にお問い合わせください。

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